鈴鹿市にてハウスクリーニング・空室清掃を行っております、Luce(ルーチェ)の光田和臣といいます。
ハウスクリーニングは今日多くの方に利用されるようになった、比較的新しいサービスです。
このサービスが始まったのは、高度経済成長期の建設ラッシュからというのはご存じでしょうか。
当時マンションなどの不動産をもつオーナーが増え、資産価値を落とさないよう、戸室内の原状回復ニーズが高まりました。それに応えるかたちで、高い掃除の技術をもつ事業者が増えていった、という背景があります。
現在は原状回復だけでなく、一般のお家でもハウスクリーニングが活用されており、より広くニーズが拡大しています。
コロナ禍やそれを抜け出しつつある今、生活空間はより清潔さを求められるようになりました。
よくお客様から伺うのは、「きれいにしておくには、どれくらいの周期でハウスクリーニングを頼むといいのか」という質問です。
お家によって頻度は異なる、と言いたいところですが、今回は私なりに最適な頻度についてまとめてみましたので、参考の一つにしていただければと思います。
■ ハウスクリーニングを頼む人は増えている
先にも述べましたが、コロナウイルスの蔓延をきっかけに、ハウスクリーニングを頼む方が増えました。
ジタン・マーケティング株式会社による2021年の調査によると、リモートワークなどで自宅にいる時間が長くなったことが、一つの要因として考えられるようです。
エアコンの稼働時間が増え、エアコンの臭いが気になるようになったり、部屋の汚れが気になるようになったり。
ほかにも室内の抗菌・除菌・消毒サービスなど、コロナ前には需要の少なかったサービスが着目されているなどの傾向が見られます。
このような衛生観念や健康志向の高まりから、より室内をきれいに保ちたいという方が増えており、きれいかどうかの基準もよりシビアになったと言えるでしょう。
参考元:PR TIMES「コロナ禍のリモートワークで、加速するハウスクリーニングの利用件数。エアコンクリーニングは緊急事態宣言明けに昨年対比170%超え」>>
■ ハウスクリーニングの理想的な頻度
きれいな状態を保てるハウスクリーニングの頻度とは、どれくらいなのでしょうか。
今回は、当方で対応している場所別にご紹介したいと思います。
なお、以下の頻度はあくまで目安なので、生活環境によってはあてはまらないこともあります。
場 所 | 頻 度 |
---|---|
キッチン | 1年に1度 |
レンジフード、換気扇 | 1年に1度 |
エアコン | 1~2年に1度 |
浴 室 | 1年に1度 |
トイレ | 1年に1度 |
洗面所 | 1年に1度 |
窓ガラス、サッシ | 半年~1年に1度 |
フローリングのワックス掛け | 1年に1度 |
・キッチン
キッチンは油汚れや水垢などの汚れがつきます。
こまめな掃除ができれば理想的ですが、そうでない場合は1年に1度の頻度で依頼するといいでしょう。
また、長く掃除をしていないと汚れが取れなくなってくるため、できれば頼んだほうがいい場所でもあります。
アイランド型キッチンなどのレイアウトは、さまざまな角度から汚れが見えやすく、気になるなら半年に1度の実施もおすすめです。
・レンジフード、換気扇
キッチンコンロの上部に設置されているレンジフードや換気扇は、料理の油や水蒸気を吸い込むため、キッチンでも汚れやすい場所です。
油を使用した料理は、調理時に油煙という細かい煤が発生するため、これも汚れの原因になります。
キッチンと同様に1年に1度のクリーニングがおすすめなので、キッチンといっしょに頼んでしまうのも手です。
油汚れがネジ部分に固まると、パーツを取り外してのクリーニングができなくなることもあります。
・エアコン
エアコンは1~2年に1度のクリーニングがおすすめ。
家族に喫煙者やペットがいる、お子さまのアレルギーが心配ということなら、1年に1度にするのがいいでしょう。
シーズン中のエアコンは、フィルターを2週間に1度掃除するのがメーカーより推奨されています。しかし、2021年の日本住材株式会社の調査では、フィルター掃除を1~2週間に1度行っているのは27.1%という結果があり、なかなか手が回らない方が多いということが伺えます。
それなら、エアコンクリーニングを高い頻度で頼んでしまうのも、いいかもしれません。
参考元:PR TIMES 「【エアコン掃除の頻度は半年に1回!?】あなたの自宅は大丈夫?汚れやすいフィルター箇所や“使い捨てフィルター”利用者の意見が明らかに!」>>
・浴 室
浴室は石鹼カスや水垢、黒カビなどの汚れが出ます。
毎日使用することから掃除を欠かさない方も多いと思いますが、細かな部分まではなかなか行き届かないため、1年に1度が丁度いいでしょう。
とくに汚れが目立ち始めると、落ちにくくなってきているので、気づいたときに頼むのもおすすめです。
・トイレ
トイレも比較的、日常的な掃除を行っている方が多い場所でしょう。
トイレの汚れとしては黄ばみの原因である尿石が上げられますが、こびりつくと悪臭の原因になります。
尿石は落としにくく、サンドペーパーで削ったり専用の洗剤を使用したりして対処するのが定石です。ただ、やりすぎると便器のコーティングまで取り除いてしまうので、ご自分でやるよりプロの任せたほうが安心かもしれません。
・洗面所
洗面所は浴室と隣接していることが多く、浴室からの湿気で壁や天井にカビができることがあります。
洗面ボウルや蛇口には水垢や石鹸カス、配管には髪の毛が溜まってつまりを起こすことも。
ほかの水回りに比べると自分で対処しやすいですが、気になる場合は1年に1度が目安です。
・窓ガラス、サッシ
窓ガラス、サッシは半年~1年に1度がベストでしょう。
もちろん、ご自分で掃除をこまめに行えているならこの限りではありません。
吹き抜けなどの高い位置にある窓は、なかなか掃除がしづらいので、このような窓を掃除したいとお考えなら、任せてみましょう。
黄砂や花粉、結露など、季節によって汚れの種類が変わるので、見た目を維持するなら半年に1度がとくにおすすめです。
・フローリングのワックス掛け
フローリングにワックスを掛けると、表面が傷みにくくなるほか、でこぼこが少ないので掃除がラクになるメリットがあります。
このワックス掛けは1年に1度がおすすめ。
市販品もあるため個人でワックスを掛けることもできますが、均一に仕上げるのは難しいため、予算があればプロに任せてみましょう。
■ 三重県でのハウスクリーニング・空室清掃はLuce(ルーチェ)まで!
Luce(ルーチェ)は三重県にてハウスクリーニング・空室清掃に伺っております。
介護職の経験がございますので、ご高齢のお客様でも喜んで対応いたします。
一戸建て住宅やマンションのほか、店舗や介護施設など、幅広くお伺いできますので、遠慮なくお申し付けください。
また、メニューにない清掃に関しても、一度ご相談いただければ幸いです。
■ まとめ
ハウスクリーニングの頻度は、使用状況や生活環境によって異なる部分があります。
そのため、頻度に囚われず「これは自分では掃除できない」「いつの間にか汚れがこびりついている」「アレルギーが心配」など、自身の都合を第一に頼んでしまうのが一番です。
また、似通った頻度が多いので、まとめて依頼すると次回のクリーニングのタイミングがぴったり合うほか、セット割でお得になるケースがあります。賢く利用してみましょう!